モミジと言えばだれもが秋の甲洋を思い浮かべ絶賛するところですが、あまりにも鑑賞するものとの思いが強すぎて他の季節の良さがほとんど知られていないのは残念なことです。
秋は動きのない静かで透き通った美しさであるのに対し、春は生命力に溢れ強く華やかな若々しい枝や花や葉を次々と繰り出す動きのある世界です。
夏には繁茂した葉が日差しを和らげてくれ、冬の細い枝先まで降り積もった雪景色は息をするのを忘れるほどの美しさで魅せてくれます。
足元には変わらぬ緑で楽しませてくれる玉竜でモミジの葉を表現し、創作石材のラウンドを数石配して葉の上の滴を表現し潤いを持たせました。
どこでも坪庭は、自分のイメージした空間をどこにでも簡単に表現できます。

インテリアのように室内で楽しむ庭をテラリウムと言いますが、敢えてインテリアガーデンと題してご提案します。
屋内で楽しむのに困るのが植物の選択と屋内作業の困難性そして維持管理の容易性です。
ご提案する庭の壁面には水があまりいらないサボテンの仲間リプサリス。
緑化には乾燥、湿潤に強い玉竜。
創作石材は福岡県産の八女石で軽量化さらにモノトーンで和洋を選ばず利用できます。
さらに足元の砂利はトルマリン原石を利用。
水野浄化作用にマイナスイオン効果もありダブルでうれしいインテリアガーデンアイテムです。

砂紋、自分たちの日々の生活からは離れた安らぎの空間をこれからは身近で楽しむことができます。
心のままに線をひき、思うままに灯篭を配し、気の向くままに石や苔を配す。
陽が落ちはじめると光と影のゆらぎの美しい異空間を楽しむことができます。